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先見の明

ワインセラーをお持ちの方のほとんどが
「ボルドー」「ブルゴーニュ」「シャンパーニュ」

のいずれかがメイン、
だと思いますが

一流ワイン愛好家のおひとり
S巻様は、ワインを飲んだきっかけが
イタリアワインということもあって

「バローロ」「バルバレスコ
「ブルネッロ・モンタルチーノ」がメインという
かなりの偏りようなのです。

昨夜、忘年会で出かけていたところ
S巻さまからLINEでワインの画像が送られてきました。

その画像を見た瞬間

私のいる店からわずか100mということもあって
S巻さんのところへ襲撃!

飲んでいたのは

「エリオ・アルターレ」の「バローロ 1993」

「エリオ・アルターレ」といえば

「バローロ・ボーイズ」と呼ばれた
「パオロ・スカヴィーノ」と並ぶ
「モダン・バローロ」の「第一人者」

私が「バローロ・ボーイズ」の存在を
知ったのが、確か2000年の頃だったような
気がしますが

S巻さまは、まだそんなブームが来る
ずっと前にイタリアで大量にワインを
買い込んでいるのでした。

この「先見の明」はお見事!!

エリオ・アルターレの若いヴィンテージを
飲んだころはあるのですが
25年も熟成したのははじめての体験。

タンニンと樽香が見事に溶け込んでいて
ネッビオーロ種のしっかりした酸が
熟成を支えておりました。
グラスに注いで30分もすると
一気に広がり、ブルゴーニュのグラン・クリュの
スケールの味わいへと変身

バローロ、超熟ですごい!

いや~、年の最後に素晴らしいワインを
体験させていただきました。

まだS巻さまのセラーにはこんなワインが
ごろごろしているらしいです・・・

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