極意

今日はなんとなく肌寒いですね。
こうなると今晩の飲み物は

「お燗酒」になりそうです。

以前は日本酒というと

「冷酒」オンリーでしたが

ここ数年はお燗が見直されていることもあって
私も飲む機会がかなり多くなってきました。

しかしひと口に「お燗」といっても
いったい何度くらいが適温なのか
あまり考えないで
電子レンジで「だいたい１分間チン」という
感覚でされている方も多いのではないでしょか？

私も以前はそうでしたが

新潟「久保田」の研修会の時に

「どの温度でお燗するのが一番美味しいか？」を

みんなで温度別に体感したことがあります。

３０度、４０度、５０度という
１０度ごとの違いでしたが

「４０度」が酒の旨味ややわらかさを
一番感じられてベスト温度でした。

好みもあるでしょうが
３０度では物足りないし、
５０度になってしまうと
あったまるにはちょうどいいのでしょうが
お酒自体が強く感じられしまいました。

たまに居酒屋さんでマシンで出される
「熱燗」でこんな感じのに
遭遇することがあるかもしれませんが・・・

それでは、その「絶妙」の温度にするにはどうするか

極意をお教えしましょう！

その時の「実験」では

「８０度になったお湯に約２分、湯煎すると」

「４０度」になります。

上手く「人肌」で「お燗」ができますよ。

今日から「相棒１０」もスタートしますし
「杉下右京」のように美味しくお燗酒を
楽しんでください。