さいたま市のワインバー
「M」さんで定例のワイン勉強会。
今月「8周年」を迎えたということで
お祝いをかねての会となりました。
さいたま新都心に着くと
本日から「世界フィギュア」の
公開練習が始まったということで
かなりの人手となっておりました。
今最も注目の競技なので
練習といえども観るのが4000円です。
プロ競技以上の価格ですねぇ。
さてさて、Mさんも加わり
ブラインド・テースティング開始。
お祝いだというのに
飲み方が病んでいる方ばかりです(苦笑)。
まず1本目は私が持参した
ブルゴーニュ。
「コート・ド・ニュイ」であることは
間違えないし
「ジュヴレ」の野生っぽさでないし
「ニュイ」まで南に下がってないと思うし
「ヴォーヌ・ロマネ」の上品さと少し違うと思うので
「モレ・サン・ドニ」か
「シャンボール・ミュジニー」で
「村名」より「プルミエ」に近い
というMさん始め皆さんの
共通したテースティング・コメント。
答えは
「モレ・サン・ドニ シオニエール」
作り手は名ドメーヌ「ユベール・リニエ」が
お家騒動から独立した新ドメーヌ
「リュシー・エ・オーギュスト・リニエ」
「8周年」を記念して「2006年」の
このワインを選んだのですが
驚いたのが「シオニエール」というのは
「シャンボール・ミュジニー」寄りの村名格ワインなので
テースティング・コメントが
パーフェクトということになります。
日本ソムリエ協会お役員もつとめるMさんはじめ
ワイン評論家並みのワインを知り尽くすK君やTさん
さすがです!!
私も負けじと
Tさんが持参したボルドーワインは
Mさんが「ランシュ・バージュ」に対し
私が「ちびまるこ」ちゃんの「花輪君」のように
「ズバリ!ポンテ・カネでしょう!」
と大的中!
K君のワインは「8周年」というより
Mさんの「バースデー・ヴィンテージ」なので
お手上げでしたが
とても「43年」も経過しているとは
思えない力強さを誇っておりました。
Yさんが持参した「シャンパン」
「ロジェ・プイヨン」は
この一か月ほど地元で
Sさん夫妻に何度かご馳走になっていて
一番飲む機会があったシャンパンですが
この「ドゥー・ゼクソーズ」は
ほんのりオレンジ色がかっていて
別物でした。
伺うと
ピノ・ノワール種100%で
「ドサージュ」のリキュール添加の変わりに
ピノ・ノワールの果汁を加えているのだという
超マニアック・シャンパーニュでした。
最後に
ブラインド・テースティングも
絶好調な皆さんにへと
Mさんから
プレゼントの1杯
「多分、ヴァンドナチュレ」
(ブランデーなどを添加した天然甘口ワイン)だなぁ
というさすがプロらしいコメントが多かったのですが
答えは「貴腐ワイン」の超王道
「シャトー・ディケム」でございました。
ディケムとわかった瞬間
ついさっきまでいい気分だったのに
「ワインの名前にやたらと詳しいアマチュア集団」
のレッテルを貼られたのは
言うまでもありません。
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