昨日の「ヤフー・ニュース」には
「今年のヌーボーは史上最悪の不作」
という文字がおどっておりました。
毎年、毎年「過去最高の出来」を連発しすぎて、
(確かにこの10年をみても
2003年「100年年に一度の出来」
2005年「ここ数年で最高」
2009年「50年に一度の出来」
となっていますが・・)
消費者の方々から
「オオカミ少年」的に思われてしまった感のある
このキャッチ・フレーズ。
だが、今年は真逆の
「過去最悪の不作」がかえって
話題を呼んでいるだとか。
しかし、この言葉
誤解をまねく恐れある
危険な表現でもあって
「不作」=「出来が悪い」
イメージをもたれてしまうかもしれません。
実際、天候不順がたたって
収穫量が激変、
(これはボジョレーだけでなく
ブルゴーニュ全体にいえることで
2012年は数量がかなり減るそうです。)
「生産本数」は、かなり減るそうです。
そのためインポーターには
オーダーした数量が予定通り入荷するかどうかと
「値上げ」の心配が出ているとこのこと。
では、肝心の品質の方はどうかというと
たとえば、今年から扱う
「ルー・デュモン」の「仲田晃司氏」からは
標高の高いところに樹齢の長い畑があるため
通常の生産者よりも1週間遅く完熟するまで
収穫を待ったため、昨年よりもいい出来に仕上がった」
とのレポートがメールで届いております。
「不作」=「不出来」ではないのですが
今年はどう皆さんに
感じてもらえるんでしょうかねぇ。
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