最近、じっくりワイン飲んでないなぁ・・・
と、思っていたところ
「T」さんからお誘いをいただきました。
Tさんといえば、昨秋も、
セラーに納まりきらなくなって
整理用として催された
「セラーからはみ出しちゃったワイン会」で
「クリュッグ・ヴィンテージ」を筆頭に
「パルメ」や「ムートン」を
ご馳走になったのですが
今回のも凄くて
「テヌータ・サン・グイドを飲み尽くす会」
で、ございました。
「テヌータ・サン・グイド」といえば
もちろん「元祖スーパー・トスカーナ」
「サッシカイア」でございます。
まずはシャンパン2種で乾杯!
この時期なので「ブラン・ド・ブラン」。
「ブラン・ド・ブラン」といえば
「メニル・シュール・オジェ」がいいだろうということで
最初は
「ピエール・モンキュイ B&B ノン・ドゼ 2005」
そして2本目は、先日のワイン会で好評だった
「ギィ・シャルルマーニュ B&B 2004」
ところが、ピエール・モンキュイはいいとしても
ギィ・シャルルマーニュは先日のワイン会で使った
ノン・ヴィンテージの方が、酸やミネラル感がイキイキとしていて
とても美味しかったのに
今回のヴィンテージ物は複雑味が出て
かなり違うニュアンスでした。
この暑い時期にはノン・ヴィンの方が
向いていたかもしれませんね。
シャンパーニュの選択もTPOを考えないと・・・
ワインは奥が深い!難しいなぁ。
次回のワイン会のシャンパン選びに向けて
勉強になりました。
さぁ、いよいよ本題。
まずはセカンド的存在の
「ディ・フェーゼ」と
「グイタルベルト」
いやぁ~これが実に美味い!
それぞれ4000円、6000円ということを考えると
かなりのコスパワインです。
(4000~6000円をコスパというかどうかは
議論のあるとこですが・・価格以上の味わいということで・・・)
ほんでもって「真打ち」
「サッシカイア 2008」
まだ若いヴィンテージながら今飲んでも十分美味い。
強い、硬いということはなく滑らか、まろやかなのです。
驚きました。
そして目玉の
「サッシカイア 1980」
サッシカイアが注目を浴びたのが
「1978年」だから、その3年後。
すでに「32年」が経過しているわけです。
コルクがすでにグズグズになっておりましたが
ワインはまだまだ若々しく、果実味も上質な酸もあり
そして見事に溶け込んだまろやかタンニン。
最近はめっきり、ピノ系ワイン中心で
黒系ワインをたくさん飲み比べることはなかったのですが
今日のワインはホントに素晴らしい。
とどめは「サッシカイア」の「グラッパ」。
しかもヴィンテージもの。
(ヴィンテージものなんて初めて見ました。)
樽で熟成されたグラッパは
余韻が長く、深かった。
そしてここまで飲むと
酔いも長くて、深くなりすぎました。
何度も言うけど、こんなワインはみだすなんて
いったいセラーの中、何か入ってんのっ!
ご馳走様でした。
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