この時期は「インデント予約」という
「秋」に入荷予定のワイン予約をする頃なのです。
各インポーターから送られてきた
海外ネゴシアンの膨大な在庫表を
見比べているのですが
ボルドーワインがとにかく高い!!!
(もう何度も嘆いていますが・・)
「ユーロ安、円高基調」にかかわらず
まったくそれが吸収できないほど
高値なのです。
5大シャトーは言うに及ばず
ほんの2~3年前に1万円ちょっとで
販売できていたものも、手がでない
ワインになってしまっています。
いったい何なら買えるのだぁ!?
ということになり、暇つぶしをかねて
全メドックワインの検討です。
メッドクの「格付け」、全「61」シャトーを見てみると
この20年間でお客様からの知名度やら仕入れる縁がなかった等で
まだ一度も扱ったことがないのが
第2級の
「ローザン・ガシー」
第3級の
「キルヴァン」
「ランゴア・バルトン」
「マレスコ・サンテグデュペリ」
「デスミライユ」
「フェリエール」
「マルキ・ダレームベッカー」
第4級の
「ラ・トゥール・カルネ」
「マルキ・ド・テルム」
第5級の
「ドゥザック」
「デュ・テルトル」
「ペデスクロー」
「ベルグラーヴ」
「クロワゼ・バージュ」
「カントメルル」
の「15」シャトー
逆にこの5年間に
急激に値上がりしてしまった
「ポンテカネ」
「デュアール・ミロン」
「カロン・セギュール」や
もともと2級以下ながら高額な
「ラス・カーズ」
「ピション・ラランド」
「デュクリュ・ボーカイユ」
「パルメ」、「コス」
「ランシュ・バージュ」
などなどを除くと
購入対象銘柄は
せいぜい10銘柄程度だ。
なにもこれは私に限ったことではないので
ワインショップで新規で仕入れたボルドーワインは
似かよってしまうだろうなぁ・・
コメント
コメント一覧 (2件)
シャトー・キルヴァンは初めて飲んだマルゴーもワインなので思い出深いです。ラベルが金ピカだし赤く大きくMargauxと書いてあるのでこりゃすごいワインじゃないかとドキドキしながら飲んだことを思い出します。
ボルドーの高騰はどうにもなりませんね。ワイン飲み始めたころ大好きだったシャトー・ベイシュベル、デパートで買っても3,000円くらいでしたが今じゃ買う気になりません。
加島屋さんで「ボルドーワイン1990年の値段で販売フェア」とか開催してくれたらボク、死ぬほど購入しますけど如何です!?
ひげ様、こんにちは。
90年頃の価格ですか?
たしか、1級シャトーで1万円前後
「レフォールドラトゥール」なんか
2980円だったような・・
逆に考えて
私がその当時の価格で仕入れたの
大量に在庫してて
今の相場で販売したとすると
その差益だけで
「オルフェーヴル」1頭くらい
買えちゃったりして・・・