さいたま新都心のワインバー
「M」さんのワイン会に出席。
今回はこの会のメンバーでもある
「メルシャン」さんのワインを掘り下げる勉強会。
講師はボルドー大学で故富永教授と一緒に
「きいろ香ワイン」を立ち上げた
「シャトー・メルシャン」の醸造家、大滝氏です。
最初の3本は、いきなり
「シャトー・メルシャン」を代表する白ワインのトップ・キュヴェ
「北信シャルドネ」と「北信」の「右岸リヴァリス」と「左岸リヴァリス」
芳醇な「左岸」とミネラリーな「右岸」
そのセカンド的な「北信」と、3アイテムとも
テロワールが表現された素晴らしいシャルドネでした。
お次の3本は「泡」2種と甲州「きいろ香」
甲州種を主体にした「日本のあわ」
そして上田市の「椀子(まりこ)ヴィンヤード」のシャルドネ
長野県産のピノ・ノワールと山梨の甲州種の「3地域」による
「3品種」でヴィンテージ・シャンパン並みの「3年熟成」という
「3」づくしの「トリノジー」は秀逸でした。
「きいろ香」誕生までのエピソードを伺いながら
いよいよフラッグシップワインへと
まずは、かつては「長野メルロー」という商品だったワインで
現在はメルローのルーツと言われる地名から「塩尻メルロー」へ
バランスの良い味わいです。
そして長野産メルローの最高峰
「桔梗ケ原メルロー」の「シグナチャー」
そして上田市の「椀子ヴィヤード」の最高級品
「オムニス」
どちらも熟成途中という感じで
物凄いポテンシャルを秘めておりました。
実際にワインを造っている人から
お話を伺うと、テースティングだけでは感じられない
奥深さを知ることができて
今日はとても価値のあるセミナーでした。
ジャパニーズ・ウイスキーが現在
世界で注目されていますが
日本ワインが近いうちに同様なことが
起きるかもしれません。
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