昨日は毎度お馴染みドクターワイン会。
時節柄、急遽「新型インフルエンザ予防接種説明会」が
出来たそうで、ワイン会の開始は1時間遅れの
8時半スタートです。
今回、新しいドクターもお二人加わりました。
特にE先生は数百本の超有名ワインを
ストックされているほどの文字通り
「一流ワイン愛好家」です。
お二人の歓迎と、来週公開される
映画「サイドウェイズ」にちなんで
「仏 vs 加州ワイン」対決。
もちろん「ブラインド・テースティング」で。
N先生曰く
「当てて嬉しい、ハズして楽しいブラインド」
だ、そうです。
いつのまにかこれが医師会ワイン会の
キャッチフレーズになってるんでよねぇ・・
N先生のリクエスト
「シャンパーニュのブラン・ド・ブラン」と
「他の産地のブラン・ド・ブランの比較」
ということでスタート。
1 グリュエ・ブラン・ド・ブラン 2004
<アメリカ、ニュー・メキシコ州>
2 ジョセフ・ペリエ・ブラン・ド・ブラン キュヴェ・ロワイヤル N・V
<フランス、シャンパーニュ地方>
3 ドメイヌ・タケダ・ブラン・ド・ブラン 1997
<日本、山形>
の3本、もちろんブラインド。
正解率7割。今日は皆さん、調子がいいみたいです。
2セット目は、ワイン会初登場「リースリング」
4 アルザス・リースリング 2007 ヒューゲル
<フランス、アルザス地方>
5 トレフェッセン・ドライ・リースリング 2007
<カリフォルニア州、ナパ・ヴァレー>
リースリング自体初めて飲まれる方もいらっしゃって
比較検討するのが難しかったようだ。
ここからは「どっちがフランス?」というブラインド
これは、正解率50%。
続いてシャルドネ
6 シャトー・モンテリーナ 2007
<カリフォルニア州、ナパ・ヴァレー>
7 コルトン・シャルルマーニュ 2004
ヴァンサン・ジラルダン
<ブルゴーニュ地方、グラン・クリュ>
「1976年パリ事件」の「第1位」に輝いた
「シャトー・モンテリーナ」。買収劇が続く
カリフォルニアではこのワイナリーも
ボルドー「コス」に買収されてしまった。
ワイン・ビジネスとはシビアである。
正解率「8割」。
今日はホント調子がいいです。
ここからピノ・ノワール。
ブラインドは、ひと休みしてS先生からの
差しいれワイン
8 クスダ・ピノ・ノワール 2002
<ニュージーランド、マルティンボロー>
なんと「楠田」さんのファースト・ヴィンテージワイン。
私も初めていただきました。
今のスタイルとは違い、軽めでしたが
バランスのとれた素晴らしいワインでした。
9 リンマー・ピノ・ノワール・クワイル・ヒル・ヴィンヤード 2004
<カリフォルニア州、ソノマ、ルシアン・リヴァー・ヴァレー>
10 クロ・ド・ヴージョ 1999 ドメーヌ・ロベール・アルヌー
<ブルゴーニュ、グラン・クリュ>
「リンマー」は、「サイドウェイズ」に唯一登場するピノ・ノワールです。
これは正解率100%
みなさん、お見事!
今年の初めのワイン会では
「カレラ・ジェンセン」を全員がフランスワインと間違えたのに
「テースティング・レベル」が一気に上がりました。
そして最後は、「カリフォルニアの雄」
11 スタッグス・リープ “カスク23” 2005
<カリフォルニア、ナパ・ヴァレー>
と、M先生の差しいれワイン
ボルドーの王道
12 シャトー・コス・デストゥネル 1988
<ボルドー第2級格付け>
を堪能。
思えば2年半前、カジュアル系のワイン中心に
ワイン会をはじめたのですが、今やこんな
レベルのワインまで飲むようになっちゃいました。
今年のドクターワイン会はこれにて終了。
来年は、どんなワインとの出会いがあるのでしょうか?
本当に楽しみです。
最後はこれまたS先生奥様のお土産ワイン
で、ゆったりとした気分で甘いトカイワインを楽しみました。
13アイテムもあったもんだから
ワインを出し終わり、時計をみれば
もうすぐ11時。
いつものように記念撮影し、グラスの片付けして
自分の店を出る頃には、日付がすっかり変わっちゃいました。
“
コメント
コメント一覧 (2件)
欠席続きだったので、参加できて嬉しかったです。
やっぱりワインは大勢でワイワイがいいですね。
タケダのブラン・ド・ブラン、加島屋さんから素晴らしいアシストを頂いていたのにズバリわからずスミマセン。もったいなかった(笑)
写真出来たのでそのうちお持ちしますね?。
ヒゲ様
いつもありがとうございます。
「コス 88」
ごちそうさまでした。
まだまだ若々しさを感じさせている
味わいはちょっと驚きました。
写真楽しみにしてま?す!