ブルゴーニュの名門「ジョゼフ・ドルーアン」の
来日記念セミナーに出席してきました。
ついこの前の「フィリップ・パカレ」、「マルセル・ラピエール」に続いて
最近、大物がよく来日されるなぁ。
しかも単なる偶然だろうか、このセミナー会場は
「パカレ&ラピエール」の時と全く一緒でまたまた
キャンセル待ちが出来るほどの盛況ぶり。
1880年に「ジョゼフ・ドルーアン」により設立され
現在は4代目、「フレデリック・ドルーアン氏」が社長をつとめている。
ブルゴーニュに全土に73haの自社畑を所有するドルーアン社は
(通常のドメーヌ自社畑の平均は6haの所有というから
いかに大きいか)
その3分の2が「グラン・クリュ(特級畑)」か「プルミエ・クリュ(1級畑)」
だそうだ。
そんな大きなドメーヌだが長男の「フィリップ・ドルーアン」を筆頭に
「ヴェロニク」、「ローラン」と4人の兄弟による
家族経営のドメーヌなのです。
日本への輸入はかれこれ50年になるそうだ。
1時間ばかりのセミナーの中で感じたことは
最近多くの生産者の方が口にすることですが
ドルーアン氏も同様に
「仕事の90%は畑の仕事、残り10%の醸造の仕事は
たいしたことではない」
と、キッパリとした口調でおっしゃっていました。
近年の「テロワールを重視」したワイン造りが
このドルーアン氏の言葉からもわかります。
セミナー後は、部屋を替えての試飲会。
北はシャブリからはじまって南のボジョレーまだ
ほとんどのアイテムが開けられていたのには
ちょっとびっくり
(ずいぶん大盤振る舞いだなぁ・・)
もちろんドルーアンの誇る偉大な畑も
しっかりいただいてまいりました。
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