もうひと月も前のことですが、新潟銘酒「久保田」の蔵元
「朝日酒造」さんに訪問していきました。
埼玉県で「久保田」を取り扱う酒販店仲間「25名」で
今年の研修会は蔵元訪問で行いました。
「朝日酒造」さんを訪ねるのは、およそ10年ぶりです。
4年前には「中越地震」のため
大きな被害をうけましたが、
倒壊した事務所は近代的な建物に変貌していました。
通常、蔵元さんの建物というと
「瓦屋根」と「煙突」と「日本家屋」というイメージだと思いますが
「朝日酒造」さんのは実際実に行かれるとわかりますが
度肝を抜かれると思います。
「製造工場」「精米工場」「瓶詰工場」など
すべびおいてスケールが違います。
その一部をご紹介します。
まずは大事な「精米」ですが
朝日酒造さんの高級品
「洗心」や「特月」においては
精白歩合「28%」
これだけ削るには、少しづつ、少しづつ
およそ72時間かけて削るのです。
(米が割れてしまうため)
当然ながら高性能の「精米機」が必要となるわけです。
近代的&安全性&清潔性など行き届いた
発酵タンク。
発酵中、「櫂入れ(かいいれ)」といって
攪拌する作業があるわけですが
よくタンクにはしごをかけて上からかき回している作業を
見た方もいると思いますが、実はこれ
大変危険な作業なのです。
万が一、このタンクに落ちたら「即死」です。
蔵元さんの話では今年、全国の蔵元さんで「3人」の方が
亡くなっているそうです。
そのためタンクは一階に
作業場は二階に設置、タンクの上には危険防止のネットが
かけてあるのです。
徹底した品質管理と質の向上により
お客様から高い人気を得ている理由がここにあるわけだと
10年ぶりにさらにグレードアップされた蔵元を
納得しながら見学していきました。
その朝日酒造さんから
年末の限定商品
「ゆく年くる年」が
本日入荷してきました。
今年は早くから多くのご予約をいただき
予約だけで完売いたしております。
ありがとうございました。
“
コメント