「ワインは個性を楽しむ」
と、有名ワイン評論家が
言ったかどうか知りませんが
「ブドウ品種」「産地」「生産者のこだわり」の
3要素がワインの個性を決めるのは
衆知の常識。
そこに「飲み手」の個性が加わったたら・・・
そんなわけで今回のワイン会は
「夏の終わり」恒例の
シャンパーニュ特集。
今回は初企画となる
「シャルドネ」「ピノ・ノワール」「ピノ・ムニエ」の
「セパージュ」による、飲み比べ。
今回のブラインドのポイントは
「ブラン・ド・ブラン」の「アグラパール」は
すぐにわかるとして
「ピノ・ノワール」と「ピノ・ムニエ」を
判別できるかどうか。
特にムニエ100%というと
少し、味わい的に劣るというイメージがあるだけに
ムニエの最高傑作ともいえる
「エグリ・ウーリエ」を
見破れるかなぁ?
しかし、一流ワイン愛好家の皆さま
この、ひとクセある問題に
「ピノ・ノワール」と「ムニエ」
を間違える方もいましたけど
「ブラン・ド・ブラン」はほぼほぼ全員的中。
ただ、お一人
すべて「シャッフル」していまった方が・・
なんとその方は
ミスター・ブラインド「N」様と同業の
「ボンジョルノ・S様」ではないですか。
「なぜ?」と問いただすと
「みんなと同じ答えはヤダ。
飲み手の個性が大事なのだ!!」
う~ん、妙に納得。
ブルゴーニュの「格付け」は
本気を出して3問正解するも
最後の1本
得意中の得意
「イタリアワイン」の
「キアンティ」を
「ネッビオーロ」と答えて
「これがサンジョベーゼの味わいかぁ!」
キレ気味でございました。
飲み手の個性、
これがあるから楽しくて
ワイン会、やめられませんわ。
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