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カベルネの多面性

さいたま新都心「M」さんのワイン会に出席

本日のお題は「カベルネ・ソーヴィニョン」

メジャー品種であるため
香りや味わいで、「カベルネ・ソーヴィニョン」を
認識できても、「産地特性」を当てるのは
結構難しい、これは「ピノ・ノワール種」と
大きく違うところ。

今回のワインでもそれを痛感させられた

まず1本目は
「ナパ・ヴァレー」の中でも
山側の「マウント・ヴィーダー」の
「カベルネ・ソーヴィニョン」
(かなり骨格のある味わいだったので
「スーパー・タスカン」かといきなり大間違い)

2本目は、熟成感は感じながらも
黒果実系の香りも味わいもあまり感じなかったので
「ジョーカー」(いわゆるカベルネ以外のトリックワイン)かと
思ったら、なんと王道「ボルドー・ポイヤック」の
「5級」格付け「シャトー・オー・バタイエ」だった。

3本目はさらに難しく
プラムなど梅を感じさせるような酸の強さや
くぐもった味わいで、冷涼な地方のカベルネか?
それともカベルネ以外のワイン?迷ったが
「山梨県」のカベルネ
いや~、難解・・

4本目は、私が持参した
南ア、ステレンボッシュ産のカベルネ・ソーヴィニョン

皆さんから
「ザ・カベルネ・ソーヴィニョン」をストレートに感じさせる
優等生な味わいの評価。
ワインを選ぶ人間性が現れますな。

5本目も非常にバランスの良い味わい
タンニンがこなれて柔らかい味わい。
西豪州の「マーガレット・リヴァー」産を予想するも

カリフォルニア、「ナパ・ヴァレー」の冷涼な
「カーネロス」地区産の銘醸ワイン
「ダッグホーン」
(「ダッグホーン」といえば「メルロー」なので
 これが本日の「ジョーカー」だった)
(ショックで画像撮るの忘れた・・)

6本目は、3本目同様の香りと味わいが
主張していたので、これは「日本!」と
いうことで、ようやく本日の初当たり

この会に参加されている「秩父ワイン」の
「KARASAWA」カベルネ・ソーヴィニョン

ここ数年、猛暑が続き夜間の温度も下がらないため
日本でカベルネ・ソーヴィニョンを造るのは
難しくなってきている中で、このような味わいを
出しているワイナリーさんの苦労いかばかりかと感じます。

最後のワインは
見事に熟成感が表現された
カベルネ・ソーヴィニョン

誰もがボルドー格付けワインと言い切っておりましたが
西豪州「マーガレット・リヴァー」産の20年古酒

外しまくりましたが
実に面白かった。


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