一流ワイン愛好家「S」さまの
「還暦祝い」
「S」さんのリクエストで
数年ぶりに館林の「TSUKASA」さんへ
1人、1本持ち寄りで
まずは私が持ちこんだ
「ラミアブル・エリアッド・グラン・クリュ 2012」
「単一村」、「古木」、「シャルドネを樽熟成」、「優良年の単一ヴィンテージ」
というものですが、黄金色でシャルドネの酸と
余韻もしっかりで、スタートとしてはまずはひと安心
(この後、すごいワインばかり続くので・・)
ここで前菜登場。
これだけでシャンパン飲み干せそうです。
続いて「ルフレーヴ」ノ「オークセイ・デュレス」
ミネラル感が素晴らしく
続いて出てきた
「ホワイトアスパラガス」とバッチリ!
そしてお次に登場するのは
もう入手困難を極めるシャンパーニュ
「ジャック・セロス・イニシャル」
この見事な熟成感と余韻の深さ
圧倒されます。
「ハマグリのエスカルゴ」がこれまた絶品
これより三役、
ピノ・ノワールの「バックスクリーン3連発」
まずは「入荷即完売」する
入手困難な
「フーリエ」の「ジュヴレ・シャンベルタン」
何度も飲んでいますが
毎回、これが「村名」クラスなんだろうかと
驚かされるポテンシャル。
豊潤な果実味に繊細な酸味、なめらかなタンニン
余韻も長くて、しかもエレガント
「ウニ」のスープもオマール海老殻が
しみこんで旨味濃縮
続いて「S]さんのご主人が
今回の奥様のお祝いに贈った
「ラトリシエール・シャンベルタン フェヴレ」
夫婦してワインが共通の趣味というのは
いいですねぇ。
「パーカー・ポイント」が『94~96点』という逸品。
酸もタンニンもボディもしっかりと主張していて
やはり凄いエネルギーを秘めています。
あと10年、いやそれ以上の熟成が期待できる
素晴らしいワインでした。
ここで「TSUKASA」さんのオーナーから
珍しいワインが手に入ったのでと
薦められたのですが、これが
今、話題になっている
「木村農園」が栽培する日本最高峰のピノ・ノワールを
「ココ・ファーム」の醸造長だった
「ブルース・ガットラヴ」さんが
北海道で造るワイン。
これらの極上ワインと一緒に飲み比べても
全く遜色のない上質なピノに一同驚き。
いやぁ~びっくりしました。
そしてオオトリは
「ジャック・セロス」に続いてもう一本、
偉大なワインの登場!
「アルマンルー」の「シャンベルタン 2000」
最初、このワインを出してもらうことに
躊躇し、固くお断りしたのですが
「今日飲まなかったら、いつ飲むの!?」という
熱い熱いメッセージに圧倒され
飲ませていただくことに
今、世界のワインのラヴァーが
血眼で探し回っているワインのひとつ。
これからどんな長生きしても
おそらく出会うことのないワインかもしれません。
テースティング・コメントいらず
ただただ感謝&感動の一杯でございました。
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