今まで数えきれないほど
ワインを通じで「感動」を経験してきました。
それは何も高額なワインを飲んだ経験だけではなくて
贈り物ワインを
私がお選びした時に
相手の方や、贈った方から
喜びの声を聞くと
それだけで感動してしまいます。
しかし、その真逆の悲劇が
起こってしまいました。
お客様から、ご子息の「20歳」の
御祝の席に
「2002年産のシャンパーニュ」をと
ご注文いただきました。
今の状況では赤ワインは
容易にみつけれても
シャンパーニュはハードルが高い。
でもなんとか見つけられたのが
「パイパー・エイドシック・レア 2002」
当日、市内某ホテルのサービス係に
お届けするも、30分後にホテルから電話で
「落として割ってしまいました。
もう1本ありますか?
もしくは、替わりの物ありますか?」
という、軽~い、言葉に(私にはそう聞こえました)
何かが私の中で壊れてしまって
怒り爆発!暴言の雨あられを
浴びせてしまいました。
そのお客様から、会食中の時間に
「泣きました・・家族みんなで泣きました。
子供は現実が受け入れらない状況です」
というメールが届いた時には
もう言葉を失ってしまいました。
ワインに詳しいご家族でもなく
ワイン愛好家でもないのですが
この日にこのシャンパンだけは
まさに特別だったのです。
1月の成人式までには
ご本人、そしてご家族に皆さんの
心を取り戻すにはやはりワインしかありません。
そのお手伝いが出来るよう
ワイン探し、頑張ってみます。
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