「限定50名」の狭き門をかいくぐり
ブルゴーニュの女性ヴィニュロンヌ5名が来日した
セミナーに出席するため
「虎の門ヒルズ」51階にある
「アンダーズ東京」へ
東京タワーを見下ろすというのも
不思議な感覚です。
5人の生産者から共通のコメントは
「2016年は、今まで経験したことのない
絶体絶命の年」
7月に振った雹害で
生産量は、通年の20%~25%しかなく
一本も造れなかった畑のワインも
各ドメーヌごとにかなりあったそうです。
「トロ・ボー」の80歳を超える先代も
今まで生きてきて経験したことのない被害
だったそうです。
日本のマーケットには
2016年産のワインが入荷するのは
ほんの僅かだろうと、おっしゃっておりました。
そして「昨年「2017年」は見事に「V字回復」
ここ数年、ブルゴーニュは連続して雹害を受け
生産量が激減していただけに
数年ぶりの大当たりの年になったと
皆さん、非常にうれしそうに語って
おられました。
また、気温や土壌だけでなく「風の流れる方向」に
よってもぶどうに影響をあることや
畑によって醸造を変えているなど
テクニック的なことも聞けて
大変貴重な時間となりました。
グレイト・ヴィンテージのワインがリリースされる
2年後が非常に楽しみであります。
セミナー終了後は
ミニ試飲会。
チャーミングな「ナタリー・トロ」さんに
まさにマダムな「ソフィー・ミュニュエ」さんに
まざって
ヴィニュロンヌとして風格さえ感じる
千砂さんでした。
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