カリフォルニアの伝統的ワイン
「マヤカマス」のセミナーに出席してきました。
「マヤカマス」といえば
1976年の「パリ・テースティング」で『7位』にはいり
30年後の2006年の「リターン・マッチ」では『第3位』に
なったワイナリー。
私が「マヤカマス」の存在を知ったのは
ワイン・スクール時代で
それからどこのインポーターが
取り扱っているのかわからなかったのですが
日本に輸入されたのは
なんと「21年」ぶりなんだとか。
どうりで見かけなかったわけです。
生産量の「95%」は米国消費
輸出は僅かに「5%」だけなんだとか。
今回の「セミナー」は、もう市場に残っていない
「80年代」、「90年代」のワインを
ワイナリーから持参いただいているので
「40人」限定。
「ソムリエ世界大会」にも出場されている
トップソムリエの方も参加されていました。
テースティングして
一番に驚いたことは
「クラシック」スタイルとはいえ
驚くべき「長期熟成型」の味わいだったこと。
「新大陸」ワインといえば
「果実味重視」で、すぐに楽しめること。
近年のボルドーワインでさえ
早くから楽しめるワインだというのに
この「マヤカマス」のスタイルは衝撃的だ!
「1989年」が、今まさに飲みごろで
とにかく美味い!
「吐き出し用」の紙コップが置いてあったのだが
この「1989年」だけは飲んでしまった。
今日はかなりの人が
吐き出さずに飲んでましたねぇ。
「1989年」を飲んだ後に
現状ヴィンテージの「2009年」を飲むと
ピーマンのような青臭さを感じてしまう。
最低10年の我慢は必要だろうか?
「ブラインド」にしたら
一流ワイン愛好家全員が玉砕するのは
目に見えているが
10年辛抱するのは、きびしいなぁ・・
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