親切が仇に・・

久々の自店のワイン会は
初企画もの「女性ヴィニュロン特集」でした。

初めてワイン会にご参加の方もいらっしゃったので
「ブラインド・テースティング」にしても
今回は、「生産者の顔ぶれ」リストを作成してお渡して
いつも以上に「親切・丁寧」な対応にいたしました。

（なお生産者の画像はインポーターさんのＨＰなどから使用させていただいています）

こんなリストなど必要としない
１０年以上もワイン会にご参加いただいている
「一流ワイン愛好家」の方々のテースティング能力の高さに
初めてご参加された方々は、
きっと驚愕の声を発するに違いありません。

まずは「ＲＭシャンパーニュ」

「セシル・グロニェ」さんの

「グロンニェ　Ｂ＆Ｂ」で乾杯

そしてお次は
「アンヌ・クロード・ルフレーヴ」さんの

「マコン・ヴェルジェ」

ここで１発目の「波乱」が

私が用意したリストの最初に
山梨県勝沼町「中央葡萄酒」さんの
女性醸造家「三澤彩奈さん」を紹介しているのですが
「三澤さん＝甲州種」のイメージが強いのか
この「ルフレーヴ」さんの酸とミネラル感を
甲州と全員が答え、見事に撃沈！

「リスト作成」の親切が仇になってしまいました

さらに悪夢が続きます。

次は豪州「マーガレット・リヴァー」の名門

「ヴァージニア・ウィルコック」さんの

「ヴァス・フェリックス」のトップ・キュヴェ
「ヘイツベリー・シャルドネ」

これもほとんどの方が「豪州ワイン」と出ずに
しかも私よりもはるかに「ヴァス・フェリックス」を飲んでいる
「Ｉ」さんなどは「ルロワ」さんの「アリゴテ」と答えて大撃沈！
唯一、初めていらっしゃった女性の方が「豪州ワイン」と・・
皆さん、今日はどうした・・・

さてここからブルゴーニュ・ピノ
王道ワインともなれば
「一流ワイン愛好家」の皆さんも黙ってはいませんよ。

まずは「ルロワ」さんの

「ブルゴーニュ・ピノ　２０００」

しかし「ルロワ」さんと答えらえたのは
「Ｙ君」のみとは・・・

さすがにこれでは
「一流ワイン愛好家のそっくりさん」に
なりさがってしまうのか
ピノのもう一本

「ミュニュレ・ジブール」さんの

「ニュイ・サン・ジョルジョ・ヴィーニュ・ロンド　２００７」と

ここでやっと登場
日本の誇るワイン「中央葡萄酒」さんの

トップワイン「キュヴェ三澤　２０１０」は

全員見事に大正解。
いやいやホントよかった。

しかも「ミスター・ブラインド」Ｎ様は
「メルロ種主体」まで言い切り

もちろん、出ました
「当たって嬉しいブラインド！！」

しかしドラマはこれで終わりではありません。

この続きはまた今度。

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