豪華な試飲会にでかけてきました。
まず会場に思わず息をのみます。
普通、試飲会といえば
ホテルの一室に人がごったがえして
人とぶつかりながら試飲が当たり前。
あたったはずみで
ワインが服にかかるなんてことも
日常茶飯事なんですが
本日の会場は
かなりの広さがあって
ゆったりと試飲が出来ます。
この雰囲気だけでも贅沢です。
そして今日の試飲会は
通常のような「商談会」のニュアンスが
全く感じられません。
インポーターさんがストックしていたワインを
この機会にと大放出なのです。
たとえば
「ジャン・グリヴォ」さんの
10ヴィンテージに及ぶ
垂直試飲。
圧巻です。
もちろん「ジュヴレ」の「モーム」さんだって
グラン・クリュの
「マジ・シャンベルタン」が垂直です。
有料試飲にいたっては
1000円から3000円ぐらいで
「ルフレーヴ」の「シュヴァリエ・モンラッシェ」をはじめ
「デュジャック」の「クロ・ド・ラ・ロシュ」
「ヴォギエ」の「ボンヌ・マール」まで
そして私の中の一番人気
「ギガル」の
「トゥルク」「ランドンヌ」「ムーリンヌ」
「単一畑」3兄弟飲み比べ
トドメは
「シュヴァル・ブラン」
おまけにパンやチーズまで
食べ放題。
かつてない試飲会を満喫していましたが
その一方で、
なんでこんな試飲会が
急遽、企画されたのだろうと
不可思議に感じておりましたが
その理由がわかりました。
2時47分
会場の照明がおちて
震災への黙とうとなりました。
その時、会場に映し出されたビデオには
「ヴォギエ」や「アルマン・ルソー」「デュジャック」「フェヴレ」などなど
多くの超一流生産者の方々が
東北のワインショップの方々に
「ボン・クラージュ・トウホク」(がんばれ東北)
と自身のワインにサインを入れて
手渡されたが映像が流されておりました。
まさに今日、
この日のための試飲会だったのです。
こんな感動的で素敵な試飲会を開いていただいた
インポーターさんに感謝です。
本当に素晴らしい試飲会でした。
“
コメント
コメント一覧 (2件)
素晴らしい試飲会ですね。
まだまだ復興もままならない東北のワイン関係者には心強いイベントだったと思います。
ウチのクリニックでも14:46に、スタッフと患者さんみんなで黙祷しました。
小さな赤ちゃんの手をとって頭を下げるお母さんたちの姿が尊くて印象的でした。
東北にも素晴らしいワインがたくさんありますよね。
日本酒だけでなく、ワインを通じてなにかお手伝いできればいいですね?。
ひげ様
なかなか直接的に被災地の方を
応援することはできないのですが
日本酒やワインなどを通じて
私なりに応援できればなと
思っております。