連日のワインセミナーに出席です。
本日はブルゴーニュでは
大変珍しく数多くの古酒を保有する
「ドメーヌ兼ネゴシアン」の
「ルモワスネ社」のセミナーです。
日本初来日の「ジャック・ルソー氏」が
この日のセミナーのために地下セラーから
貴重な古酒を空輸されたとあって
定員100人の会場は定員を超える
「満員御礼」になっておりました。
「ルモワスネ」は、今も60年代、70年代の
ワインをストックしており
ブルゴーニュとしては、ほんとに貴重な存在です。
セミナー以外の試飲会ブースでも古酒が
ラインアップされていました。
本日のセミナーに出された6本のうち
驚かされたのが
「1979年」の「シャンボール」と
「1966年」の「ジュブレイ・シャンベルタン」
どちらもまだ色調も濃く
そして今まさに味わいがピークをむかえておりました。
今でこそ「生産者元詰め」は
当たり前のことのようになっていますが
20年ぐらい前は、醸造はできずに
ぶどうを大手ネゴシアンに売っていたのが通例でした。
以前、「山本昭彦氏」のコラムで
たしか「60年代~70年代」のルモワスネのワインには
「ヴォギエ」
などの超一流の生産者のぶどうが
使用されていた、という記事を拝見したことがありますが、
この2本を飲むとそれも頷けます。
ブルゴーニュ古酒の
イメージが大きく変わりましたねぇ・・
私のワイン会でもいつかは使ってみたいけど
このクラスはお値段的に、ちょっと難しいですかね。
話は変わりますが、
今回のセミナー会場の
銀座にある「ホテル西洋銀座」
宿泊したことはありませんが
試飲会では何度もお邪魔している
お馴染みの名門ホテルなのですが
残念ながら今年の5月末で閉館になります。
「西洋銀座」といえば
「田崎真也氏」が
ソムリエ世界一になられた1995年当時
シェフ・ソムリエとして勤務されていた
ワインの「聖地」みたいなもんですから
やっぱり寂しいニュースですねぇ。
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