昨夜のワイン勉強会の報告です。
今日の参加はとても少なく僅かに5人。
でもプライベート感があって
ワインの話をあれこれ語るには
とても心地の良い人数です。
(ワイン以外の話で脱線するのはいつも
私がきっかけなので・・・)
15分ほど遅刻してしまったので
必然的に私のワインは4番目と決定。
(さらに遅刻して来たY女史のが5番目)
各ワインの特徴と
「テロワール(産地)」、「格付け」、「年号」
質問されるのですが
私が持参した4番目の「ルチア」ですが
「チャーミング」「ピュア」「上品であるが奥行きが深い」
おひとりは「フィリップ・パカレよりも美味い!」
などと非常に高評価。
テロワールも「シャンボール・ミュジニー」と
答えた方が多かった。
なんだかワインをオープンされた時の反応が怖いので
「私の意思じゃなくてM氏からの司令なので・・」と
言うと、隣の「パカレより美味い」と言ったMさんが
「いや、なかなかいい選択じゃないですか」と
意外にもお褒めの言葉。
今日の5本の中で、特に美味しかったのが
3番目と5番目のワイン。
最後の5番目ものは
力強さ、芳醇系が特徴でスケールが大きい感じ。
好きなタイプだ。
「ボーヌ」「ポマール」「ヴォルネイ」を押す人が多かったが
オープンすると
「コルトン・ブレッサンド 2001」
「2001」という約10年熟成。
そして「グラン・クリュ」
いやぁ~、難しい。
だけどこれだからワインは深いですよね。
これを持参したY女史は都内有名ワインショップで
「絶対に当てられないワインをください」と言って購入したそうだ。
「誰も当たらなかったので凄く嬉しい!」だって。
その気持ち、よ~くわかりますよぉ。
そしてこの5番のワインをしのぐが3番目のワイン。
色調も濁り、「ノン・フィルター」全開の造り。
エレガントいて酸とタンニンのバランスが抜群。
余韻も長く、旨味がギュ~と詰まった感じです。
ここで、事件発生!
「これ3人のうち誰が持ってきたの?」と
私が聞いたら、3人とも
「自分のワインじゃないと思う」だって・・・
3番目だけでなく1~3番のワインすべて
「おとぼけ」でも「演技」でもなく
どれが自分の持参したワインだか本人が判断できないことに。
結果的にまさかの3人が3人とも自分の持参した
ワインをハズすことに。
最初が「シャンボール・ミュジニー 2005」
2番目が「クロ・ヴージョ 2000」
そして1番人気だった気になる3番目は
なんと
カリフォルニアの
「ニコルス・ピノ・ノワール ピゾーニ・ヴィンヤード」
私以外にもうひとりM氏は「仕込み」をしていたのだ。
しかも、偶然にも私が持参した「ルチア」も「ニコルス」と同じ
「ラ・ターシュ」クローンで
同じ「ピゾーニ・ヴィンヤード」のもの。
だからMさんは私のワインに
「なかなかいい選択ですね」と言ったんだな?!
しかしそういったMさん、自分の持参したニコルスをハズし
「今日は自分の持ってきたワインが一番美味かった!
でもこんなに美味いとは思わなかった、ビックリ!」と
変な自画自賛をしていました。
いやぁ~、一筋縄とはいきません。
ワインと競馬はこれだからやめられまへんなぁ。
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