MENU
カテゴリー
アーカイブ

No Title

お祭りの体調管理のために
1週間ほど禁酒したりしたせいもあって
ワインを口にするのはなんと2週間ぶりぐらいかな?

久々ワインの解禁は、毎度お馴染み「ドクターズワイン会」

しかし今回は先生方がワインをチョイスし
私がブラインド・テースティングさせられる
別名「リベンジ・ワイン会」。

こんなタイトルがつくほど皆さんに恨みかってるのかなぁ・・・

この企画もこれで3回目。

過去2回はというと
最初はスタンダードなワインのラインナップでしたけど
昨年あたりは、かなり衝撃的なワインも登場するように
なってきました。
そして私の場合、テースティング能力で当てるというより
「馬券師」とあって、その人の性格やワインの好み、ワイン履歴などの
データを駆使してワインを考えるという「読み」の世界なのですが
それも今回は「誰が持参したワインか教えないよ」
ということで全くのお手上げ状態。
ただの「一般ワイン愛好家」であります。

と、まずはスパークリングで「カンパ~イ!」
と、私以外は純粋に楽しそう・・・

いきなり2本「泡モノ」を出され
「ぶどう品種」と「国」、「価格」そして「誰が持参したか」
を当てなさいという問題。

今日はどうもまともに出してこないなと勝手に予想を立て
最初の1本目は、少し残糖が気になったので
「ドイツのゼクト、リースリング種」と
答えたら、なんと
「イタリアのフランチャコルタ」しかも
「ヴェラヴィスタ」・・ガァ~ン!!

今は有名ワインショップが独占で販売しているが
かつては、私も相当扱っていたし、
このドクターズワイン会の第1回目の最初の1本目が
このヴェラヴィスタだったのだ。
まさにリベンジされたぁ・・・

あれっ!?このワイン持ってきたS先生、カメラに向かって
Vサインだって。なんか最初から屈辱的です。

2本目は「シャルドネ100%」と思うも産地が
シャンパーニュよりももっと冷涼な産地のような気がして
「北イタリアのアルプスの麓のあたり」と答えたら
まるで見たたことのないエチケット

「どこ?・・えっ!イギリスだぁ!」
(坂本竜馬風に言えばエゲレスだぁ!)

地球温暖化の影響でイギリスのワインが近年注目されて
いますが、見たのも飲んだのも初めて。
いやぁ、完敗だぁ。
あれっ!?N先生もカメラに向かってVサイン、
う~ん、なんだかなぁ・・・

続いて3本目、4本目は白ワイン。

最初のは少しオレンジがかっている独特な色調。
酸味もあって奥行きもある。
なんだか検討もつかない

「昔だったら、色合いだけでホワイト・ジンファンデルって
答えちゃうですけどねぇ」と自分で言ったことばに
ふとひらめく。

今春、カリフォルニアワインの試飲会に行った時に
珍しいワインが新入荷として出品されていて
いつかは自分のワイン会に出してやろうと
記憶していたワインがあったのです。

その時の画像がこちら

「というわけでこのワインはズバリ
ピノ・ノワール種で造った白ワイン!」

この一瞬だけ神が降臨し、まるで「神の雫」の主人公に
なったような気分の大的中!
気がつきゃ今度は私がカメラに向かってVサイン!

こんなワインを持ってきたA先生、性格が嫌らしいぞぉと
言うつもりが、いつかは私もこのワインを使おうと思って
いただけに、もちろん文句など言える立場じゃありません。

さぁ、この調子でどんどん当てちゃいますよぉ。

お次は、これは文句無くシャルドネ。
しかもまず間違いなくブルゴーニュ。
そしてかなり美味しい!
これはサービス問題か?

見渡すとS先生もN先生ももう出て
ニューワールド好きなA先生のシャルドネも出たので
消去法で、シャルドネは好きではないM先生をはずすと
ここは「ミスター王道」のO先生のワインかもしれない。

O先生の過去2回は
「シャトー・ラトゥール」と「コルトン・シャルルマーニュ」なので
この新樽熟成のニュアンスと上質な酸から

「ピュリニー・モンラッッシェのプルミエ以上」と
答えたら、なんと

「オー・コート・ド・ニュイ」だって

「誰、造り手!?」と尋ねたら
「DRC」だって・・・そんなワインあるの知らなかった。
しかも持参したのはシャルドネ・ノーマークのM先生だって・・・
人間不信になりそう。

しかしこれ美味かったなぁ。
オー・コート・ド・ニュイだけど価格は15000円以上するそうだ。

多少、ショックを引きづりながらここから赤ワイン。

ピノ好きが多い割には、今日は1本だけだそうだ。

まともにはこないだろうな、と思いつつも
このワイン、非常にエレガント。
ニューワールドのどこも思いつかないので
「ブルゴーニュ、ポマール・プルミエ」と答えたら

「チャクラ」というワイン

「チャクラ?」
競走馬にもいたけど、基本的に仏教用語でしょ?
ワインにこんなのあったの?全く知らない・・
資料を渡されたら
これも「ヴェラヴィスタ」を扱っている有名ワインショップが
取り扱っているらしく、これはあの「サッシカイア」が
「アルゼンチン」で造っているピノ・ノワールだそうだ。
持参されたのはイギリスのスパークリングに続いてN先生。
こんな存在のワインの存在を知っていたとは、恐るべし!
でも他のワイン仲間とこんなワインばかり出してたら
ワイン友達いなくなりそりそうな超マニア系ワインですね。

これから3種は黒系ワイン

まずは1本目
新樽の香りとモダンな味わい。
カベルネ系で間違いないだろうと思ったら

なんと、なんとブルネッロだって!
しかもイタリアの巨匠「アンジェロ・ガイア」。
えっ!アンジェロ・ガイアってブルネッロ造ってたの?
全く知らなかった・・・・・・

S先生、ヴェラヴィスタに続いて有名ワイン・ショップで
このワインを探し出したとか、この執念恐るべし。

さっきのピノ・ノワールの白を当てたのなんかどこへやら
だんだんダメージがとなってきました。

その傷がいえない内に残り2本で、残りお二人。
ひとりは王道「O先生」に、もうおひとりは優しさあふれる「K先生」。
順番的に「K先生」と、決め打ち!

パワフルで果実味もたっぷり・・
さすがK先生、ここは豪州あたりのワインで
シンプル・イズ・ベストときましたね!

もちろん「オーストラリアで」と答えたら

「カナダ」なんだって!・・・
カナダって、アイスワインなら知ってるけど
こんなの造ってんの!?
K先生も人柄が変わってしまったようだ・・

ボロボロになってきた私はO先生のサービス問題

「オーパス・ワン」まで外し

高校野球で言えば、シード校に先制点を奪うものの
結果コールド負けということになってしまいました。

8本のうち7本ハズレは仕方がないとしても
8本中5本は存在を知らなかったし
そのうち3人は超大物の造り手だったわけで。
ダメージはデカイです。

このワイン会も僅か3年ですが
今ではすっかり教えていただくような状況に
なってしまいました。
来年あたりは皆さんに「師匠」と呼ばなきゃかも。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメント一覧 (2件)

  • お疲れさまでした!

    我々一同は大満足のワイン会ww
    楽しかったです。

    とは言うものの、設問の内容を替えれば
    加島屋さんの勝率はかなり高かったのではないでしょうか?

    古い話ですが第16回JC、シングスピールに鼻差2着のファビラスラフインが
    敗れて強し、の印象を強烈に残した時と同じような気持ちになりました。
    (チョッと褒め過ぎ?)

    さすが加島屋さんです!

  • わぁ?、ひげ様。
    最高の褒め言葉ですねぇ!!

    同じくJCのホーリックスに負けたオグリキャップ同様
    負けて強しという最強の2着という感じですもんね。

    チョッとどころか過剰な褒めすぎです。

    私個人としては、負けて強しというより
    これまた古い話ですが
    秋の天皇賞にメジロマックイーンの武豊の斜行に
    繰り上がった「プレクラスニー」のようなもんで
    実力差がありありで
    ちっともうれしくないという心境でございます・・・

コメントする

目次