時期が時期だけに

いよいよ「秋の試飲会」がスタートいたしました。

この２日間は、日本酒の試飲会なので
さほどではないですが
来月は４日連続で、中には１日で４箇所という
ワインの試飲会がひかえています。

まぁ、最後の方は、ワインを口に入れるのも
拒否反応が出ちゃうでしょうねぇ。

日本酒業界はこの数年、
「日本酒離れ」「焼酎ブーム」などで
苦戦が続いていますが
そんな中なので、各蔵元さんも
今までのラインナップと別に
オリジナリティーに富んだ
商品が年々リリースされるようになってきました。

今日も、とても気になるお酒を見つけました。

「秋田」の「白たき」さんの

「山本」

というタンク１本だけ造られた限定品です。

「備前雄町米」で仕込まれた芳醇旨口系
「純米吟醸原酒」です。

ここの若社長兼杜氏さんの「山本氏」
から命名された銘柄ですが
山本氏とお話させていただいた中で
爆笑ネタを仕入れてきました。

８月に秋葉原に上京して来た時
突然、４人の警官に羽交い絞めされ
取調べを受けたそうです。

山本氏はかつて大手広告代理店に勤務されていて
大物アーティストのプロデュースもされていた
経歴の持ち主。
そんなこともあってか、上京当時
「サングラスにアロハシャツ」で
秋葉原の連絡通路を歩いていたら
突然、囲まれて
ポケットの中に手を入れられ、腕をめくられ
注射後をチェックされたそうだ。
羽交い絞めになりながら

「秋田で酒、造っているですけど・・・」

と、言っても誰も信じてくれなかったそうだ。

その数日後、テレビで例の覚せい剤騒動が
起きたので、ビックリしたと言ってました。

見かけで判断されたんでしょうが

お酒の方は山本氏の人柄があらわれた
渾身の味わいです。

“