お盆前のことですが、ワイン会のお手伝いに
熊谷市のお隣の行田市に出かけてきました。
ドクターワイン会の
「ミスター・ブラインド・テースター」
N先生からお声をかけていただき
この近辺の先生方が集まる「納涼会」です。
今日の会場は
行田市は「足袋」の町として有名ですが
こちらは「元足袋御殿」だったそうで
日本庭園とレトロな洋館、
趣のあるお部屋とテーブル・セッティングの
「和牛懐石」の素敵なお店です。
今回ワインはすべてN先生が独断でチョイス!
「泡物3本(カヴァ、プロセッコ、シャンパン)に
ピノ・ノワール2本と最後はクロ・デュ・ヴァルの
カベルネ」という指定。
「泡→ソーヴィニヨン・ブラン→シャルドネ
じゃなんですか?なぜ泡3本?」と
訊ねたら
「シャンパンと他の国の泡物の違いを
飲み比べてみたいから、
僕だけブラインドでだして」だって・・・
さて、ワイン会当日。
N先生は昨夜シャンパングラスに貼る
シールを作成したらしく、どうやら
全員に「泡物」のブラインドを敢行するようだ。
素人相手にも容赦なく
こうなるともう手がつけられません。
質問はふたつ
「どの泡物が一番好みか?」と
「どれが本場シャンパーニュか」
というもの。
この3本の順で出しましたが
7割強の方が
「3番」が一番人気で
8割強の方が
「3番」がシャンパーニュと
手を挙げていらっしゃいました。
ひぇ~、凄い正解率。
みなさん、プレッシャーに強いなぁ・・・
ピノも「ACブルゴーニュ」や「プルミエ・クリュ」
という違いの意味がわからなくても
味わいの差は歴然といった感じでしたし、
「クロ・デュ・ヴァル」のストーリーも
何も知らない方が
ほとんどだとは思いますが、
「このワインはかなり良さそうだ」
人気ではこのワインが一番だったような
気がしました。
過去にどれだけワインを飲んでいたとか
ワインの知識とか、関係なく
理屈抜きに「美味いものは、美味い!」
ということなんでしょうか?
勉強になっちゃったなぁ。
N先生、ブラインドもなかなか
捨てたもんじゃないですね!
今日のメニューです。
(ワインを注いでサービスをすのが猛烈に忙しくて
前菜の画像しか撮れなかった・・)
ワインを注ぐのが別部屋の畳のお部屋なので
ワインを注いで、運んで、その繰り返しで
何度も立ったり座ったり。
終わった頃には腰に痛みが。
翌日不安は的中し、ぎっくり腰に
なってしまい、週末のお盆休みは
3日間とも、ひたすら寝て過ごすことになりました。
ちなみに、その「納涼会」とは
「整形外科」の先生方の集まりで
病院行きたくてもお盆休みという
オチにもならないような皮肉な
お話でした。
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