かねてより念願だった「クスダワイン」を飲みました。
クスダワインは今ではワイン愛好家の間では
知らない人はいないほど有名なワインになりました。
僕がこのワインの存在を知ったのは、今から5年前。
今では終了してしまったのですが
テレビ朝日で土曜夕方放送していた
「ポカポカ地球家族」という番組を偶然見ていたら
ニュージランド(以下NZ)で
「ロマネ・コンティを造りたい」という
日本人のワイン生産者というのをやっていました。
それが「楠田」さんでした。
その時は、なんとなく見ていたのですが
それから1~2年経った後でしょうか
ワイン専門誌にも度々登場するようになりました。
段々、クスダワインのことが気になってきた時に
さらに、楠田さんが何と地元・熊谷高校の出身で
あるということがわかり、
益々「飲みたい!」という気持ちが強くなって
きました。
しかし、都内では1軒の酒屋さんだけが
輸入されているので手に入れることも
できなかったのですが、今回
NZに1年間ホームステイしていた方が
お土産に「クスダワイン」を買ってきたという
情報を聞きつけ、無理やりその仲間に入れて
いただきました。
現在ほとんどのNZワインがスクリュー・キャップに
転化しているのに、クスダさんのは長いコルクでした。
開けた瞬間から華やかな香りが広がる。
勿体無いほどにぶどうを厳選し落としていると
聞いているが、まさに完熟したぶどうを連想
させるような官能的な甘い香りと深い味わいだ。
「これがまだワインを造って5年という人の
味なんだろうか、凄い!」
そしてもう1本は
「クスダワイン」幻のワイン「ハーフエーカー」
これはカベルネ・ソーヴィニヨン種、カベルネ・フラン種
に加えてシラー種をブレンドしてあるもの。
シラー種が僅かしか出来なかったため
この3種のブレンドになったものらしい。
もうしかしたら「ハーフエーカー」というワインの
「最初で最後」のワインにもなるかもしれない。
ピノ・ノワールばかりが注目されている
「クスダワイン」ですが、このワインのポテンシャルに
ビックリ!
しっかりとした果実味の中にも緻密な酸やタンニンが
溶け込んでいる。
クスダさん、凄いなぁ
3月には都内でNZワインが集結する大試飲会が
毎年開催されていますが、楠田さん、
来日されるなら是非お話してみたいです。
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