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前途多難

ユーロ高によるワインの値上げの案内が今年も
止まりません。
今日届いたインポーターさんの文面からもワイン値上げ
の苦渋のコメントが届きました。

「約5年前からはじまったユーロ高に対応するため
企業努力を励んでまいりましたが、2000~2001年
に約100円だったユーロレートがほぼ一本調子で
上昇し、この12月中旬には155円も超え最高値を
更新し、もはや企業努力の限界を超えてしまい
ました。」

つまり、5,6年前に1000円の<蔵出し価格>だった
ワインが1550円になっているわけです。関税も
従価税のため蔵出し価格が上がるほど高くなり
それに消費税もかかり、その上、原油高による
コスト高と悪循環の極みとなっている状況です。

当店でも「1000円以下のワイン」は
ほとんど無くなってきてしまいました。
「コストパフォーマンスに優れたワイン」というのを
探すのも今後さらに難しくなっていきます。

新年早々頭の痛い話でした。

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