「欧州がワイン輸入国に?」というニュースを見ました。
EUではこの数年、チリ・米国・豪州・南アなどの
ワインの輸入が増加し、EUワインの消費が減って
いるとのこと。
この原因の最大の理由が
「原産地呼称名称」
だそうです。
日本人ならともかく、EUの中でも
「ラベルに何が表記してあるのかわからない」
という判断をされ、ニューワールドのような
「生産者とぶどう品種」
というシンプルな表記が支持されているということらしい
この問題は10数年前に、私がワインスクールに
通っていた頃すでに
「フランスにしてもイタリア、スペイン、ドイツなど
それぞれその国のワイン法があるのに
通貨だけ統一しても文化はまとまらないはず」と
先生がコメントしていましたが
まさにこの「ワイン輸入状態」は
危機的状況かもしれません。
ユーロになって以来ずっと価格も右肩上がりに
なっていますし、ワイン離れ、生産者の倒産という
ことのないように願うばかりです。
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