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スクリューキャップ

豪州、NZ産ワインを筆頭にスクリューキャップのワイン
がわが店の店頭にも段々増えてきました。
今日、届いた豪州の1万円以上するワインも
スクリューキャップ(SC)でした。

今まではリーズナブルな価格帯からミドルクラスまでの
ワインだったのに、遂にプレミアム・クラスまでSCに
なっていました。

生産者間では、もう30年の研究と実験が行われて
いて、SCでの熟成の状態の良さなどは、以前
聞いたことはあるのですが、実際にワインを買われる
お客様にとっては、SC=安いワインというイメージが
まだまだあるだけに、これからどう浸透していくかが
課題です。

私たち、販売者にとっては、どうかというと、やはり
ワインのダメージのリスクを考えると、SCがどんどん
浸透していってもういたいですね。
先日もワインセラーでしっかりと保管してあったワインが
「ブショネ」になっていました。
はやりコルクの質の低下も含めて、この事故だけは
ホントに避けられるものなら、避けたいと常に
思っています。

私も毎年年末、「プレミアム・ワイン」のワイン会を
開催していますが、その日は朝から
「ワインが傷んでいないか?」と
一日気になって、抜栓時は極度の緊張が走ります。
(4年前には「ルイ・ラトゥールのコルトン・シャルル
マーニュがブショネで、たまたまもう一本予備が
あったために難を逃れましたが)

ボルドー、ブルゴーニュの超有名ワインがSCという
「カチッ、カチッ」という音で開けるのは、まだ
イメージがわきませんが・・・
ブショネは本当になくなってほしい・・・と願ってます。

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