目まいがする・・

インポーターさんから
「ボルドー２００９年」の見積が届いた。
グレート・ヴィンテージに加え
中国、香港などの需要の高まりで
いったいどのくらいの相場なのかと見てみると

第１級の１０万超えは予想通りだとしても

パーカー・ポイントが「１００点」がついてしまった

第２級の「コス」

同じく「モンローズ」

第５級「ポンテ・カネ」

などが

それぞれ市場価格が

６万、４万、３万ぐらいになりそうな勢いなのだ。

私のセラーの中で１万円台にいるワイン達が
とても割安に見えてしまう・・（苦笑）

今、とてもボルドーの「有名格付けワイン」を買える
環境ではない。
（どこのインポーターさんも同様なことをおっしゃております。）

また、香港のオークションでも

「アンリ・ジャイエ」の「クロ・パラントゥー　１９８５」が

（今年の「芸能人格付けチェック」に登場したワイン）が

１本、１７３万円で落札されたそうだ。

数年前、プライベートワイン会で飲むのに購入した時は
確か１５万円くらいだっただろうか？

ワインはあくまでも
「飲んで楽しむもの」

投機的に利用されるのは
生産者の方々も望んでないだろう。

２０年前とはいわないまでも
手の届く範囲で「格付けワイン」が
楽しめる日々は戻らないのだろうか。