みんな、どうしちゃったの！？

先週末のワイン会の報告です。

テーマは「カレラ・ピノ・ノワール『単一畑』の飲み比べ」。

まずはカリフォルニアワインということで
参加者が集まるかどうかが一番心配でしたが
いつものようにお集まりいただいたのでひと安心。
ありがたいことです。

いつものメンバーとならば、いつものように
オール・ブラインドであります。

まずはごあいさつ代わりに
「泡モノ」テースティング。

『ホワイトハウス御用達』、「シュラムスバーグ」の
トップ・キュヴェ「Ｊ・シュラム　１９９８」と
シャンパーニュの「ポール・ロジェ　１９９８」の
飲み比べ。

緊迫、緊張が走る（？）一発目のブラインドで
もう５０回近くワイン会「皆勤賞」のＳさんの一言、
「Ｊ・シュラム」を飲んで
「やっぱり伝統が違う！」だって！

Ｓさん、本気なのか、ウケ狙いなのか
本人に聞かないとわからないけど
私のワイン会には欠かすことのできない存在だ。

場が一気になごんだところで
続いて「ソーヴィニヨン・ブラン」と「シャルドネ」の
ブラインド。

これも「仏」か「米国」かの二者択一。
この後「カレラ」の「難問」があるので
このへんはサービス問題でさらっと、のつもりが・・

「フロッグス・リープ」の「ソーヴィニヨン・ブラン」や

「レイミー・シャルドネ・ハイド・ヴィンヤード」に対して

「フランス」と答えた方もちらほら。
飲む前に５分以上にわたって「ナパ・ヴァレー」の説明したのになぁ。
もうみんな私とは長いお付き合いなのに・・

特に目を覆いたくなるのが
「ミスター・ブラインド＆ブルギニヨン」のＮさん
２本とも「フランス」で、ひとりだけ大ハズレ。

どこかの野球の監督さんじゃないけど
「これじゃ、末代までの●●ですよぉ」

どうもイマイチな状況での本日のメイン・イベント。

「カレラ」の『ジェンセン』『ミルズ』『セレック』『リード』に
加えて『ヴォーヌ・ロマネ』１本加えたブラインド。

ブルゴーニュ・グラスもおよそ１００脚のフル稼働。

５本のうち『ヴォーヌ・ロマネ』はどれか？と
『ジェンセン』はどれか？という問題です。

結果は・・・まさかの２問とも正解者「ゼロ」。

本日の出席者、
ひとりを除いて、昨年末のプレミアムワイン会に全員出席
されているし、これまで何十回もワイン会に出席いただき
１０年以上のお付き合いの方もたくさんいらっしゃるのです。

いわば私のワイン会の「最重要人物」＆
「百戦錬磨のワイン経験者」の皆様なのです。

「ブラインド・テースティング」がオリンピック競技にあれば
日本得意の「団体戦」で「メダル」をも狙える
自慢の「精鋭部隊」の皆様なのです。
（めちゃくちゃな例えですが・・）

なのに、この結果・・・

私のワインの出し方が悪いのか、
それとも私の性格の悪さのせいのなのか。
いつもなら「こんなに喜ばせていただいて」と
小躍りするところですけど
少し考え込んでしまった夜でした。

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