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昔の名前で出ています。

いよいよ、この季節の到来です。

秋競馬「G1」シリーズの開幕!
と、言いたいところですが

「秋のワイン試飲会」シーズンです。

2週間くらい前から「日本酒」の試飲会は
はじまっているのですが
10月になると、インポーターさんがまるで
示し合わせているかのように集中します。
6日などは1日で6軒もの案内が届いています。

こうなりゃ「トライアスロン」並みにどこまで回れるか
サバイバル・テースティングの覚悟です。

昨日、おじゃましたのは
これからお取引の始まる新しい
カリフォルニア専門のインポーターさんです。

特にこちらは、カリフォルニアの老舗ワイナリーを
多く扱っていて、数年前から気になっていました。

場所は超高級ホテル
「ザ・ペニンシャル」の最上階。

私のようなもんは、こんなことでもなきゃ
まるで縁のない場違いなホテルです。

日本酒の試飲会が「●●会館」なのに
他のカリフォルニア・インポーターさんのも
同様の「マンダリン・ホテル」で開催されたけど
カリフォルニアワイン業界は派手だなぁ・・

とくに今は、今月末に映画「サイドウェイズ」が
封切りされるともあって、カリフォルニアワイン業界は
盛り上がりの期待がビシビシと伝わってくる感じがきますね。

「吐器」「水差し」「ナプキン」まで
すべてがおしゃれ。

シャルドネから始まって、いきなり

「レイミー」の畑違いがテンコ盛り。
お~、贅沢だ。

そして、「伝説のパリ・テースティング」で
シャルドネNo.1に輝いた

「シャトー・モンテリーナ」だ。

ざっと5回は飲み直してしまった。

続いてピノ・ノワール。

「セインツ・ベリー」や「パッツ&ホール」の
最上畑のものまで並んでいた。

いつもならピノ・ノワールをじっくりと
テースティングするところだが
今日、最大の楽しみにしていたのは

「スタッグス・リープ」

前述の「パリ・テースティング」の
チャンピオン・ワインのひとつであるが

私がワイン学校に通っている頃
このワインの味わいに衝撃が走り
最初に取り扱ったカリフォリニアワインであり
その当時、かなり販売したワインでもありました。

数年後、その当時のインポーターから
移行してしまったため、そのまま途絶えてしまいましたが
約20年ぶりの再会になります。
(ちょっと大袈裟ですかね・・・)

久しぶりの「スタッグス・リープ」は
一段とエレガントな「ボルドー・スタイル」と
味わいは変わっていました。

インポーターさんの話によると
「ボルドーのグラン・ヴァンにかなり近づいたため
ロバート・パーカーさんには全く評価されない」だとか
わかる気もする。

そして今日、最大の収穫は
ナパから「トレフェッセン」さんの
社長さんはじめスタッフの方が来日されていて
貴重なお話しとワインを味わうことができました。

このワインも20年前に取り扱っていた
思い出深いワインです。

彼らが最も声を大にしていたのは

「68年の創業以来、40年間一度も
ぶどうを買いつけたことがない。
すべて『エステート(自社畑)』のものだ。
メジャー・ワインの中でそれを行っているのは
うちぐらいなものだ」

と、リザーヴ物まで(2万円以上)飲ませて
いただきました。

これまで有名ブランドワインを試飲しちゃうと
また「フランス 対 カリフォルニアワイン」の
ブラインド・テースティング・ワイン会を
やりたくなっちゃう衝動にかられたことは
言うまでもありません。

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