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梅雨ともなれば

晴れたからといってアクティヴに活動するわけでもない
のですが、こう雨が続くとひきこもりがちです。
お客様のIさんにず~~っと、借りたままになっていた
ワイン本を出してきて、この何日か集中して読み
まくりました。

その本とは

「パリスの審判」

ワイン好きな方ならご存知の
「パリ事件」と呼ばれている

「カリフォルニアワイン VS フランスワイン」
のブラインド・テースティングにいたるまでの
カリフォルニアワイン・サクセス・ストーリーが
描かれている話だ。

本の後半は、コンテストの内容ですが
結果的にカリフォルニアワインが第1位になったことは
周知の事実なのですが、
「カリフォルニアワインに勝たせてなるものぞ」と
意図的に点数に操作を企む審査員が
「裏目」に出たり、そうしようにも
「どっちがどっちだか区別がつかなかった」など
舞台裏の話も書かれており、楽しく読めましたね。

私は前半から中盤に書かれた
安ワインのイメージだったカリフォルニアワインを
いかにプレミアム・ワインに押し上げていくかという
人のかかわりに興味をもって読んだ。

カリフォルニアワインといえば
「ロバート・モンダヴィ」が真っ先に浮かぶ人物だが
それよりも強い印象を受けたのが
クロアチア人の
「マイク・ガーギッチ」だ。

ブルゴーニュの超名門
「ルフレーヴ」「ラモネ」「ドルーアン」などなどを
破り、シャルドネ部門第1位に輝いた
「シャトー・モンテリーナ」を造った人物だ。
その後、様々なワイナリーからの高額なオファーを
断り、自分のワイナリーを持ちたいという夢を
実現させた。

何故この話に感動したかわかります?
それは、コンテストから30年経ち
名声を得た「ガーチッチ」のワインが
私のセラーの中にあるからですよ!

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