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銀座の濃い~の物語

雪の降る極寒の中、今年最初の試飲会にでかけて
きました。
今年初っ端から3ヶ所で開催されているため超ハード・
スケジュール。

しかもどういうわけか全て「銀座」。

まずは午前中は、「歌舞伎座」近くの
「豪州&NZ&加州」の「ニューワールド・ワイン」の
「新着&秘蔵コレクション」の試飲会へ。

新着はNZのドイツ・モーゼルタイプのリースリングの
出来に感心。インポーターさん秘蔵の「熟成ワイン」
では豪州のトップ・メーカー
「ダーレンベルク」のトップレンジの
カベルネとシラーの強烈な
タンニンに舌が圧倒される。

さらに同じく豪州クナワラの「バルネイビス」の
トップレンジはその上を行く凝縮感だ。
ヴィンテージを見れば「98年」。
とても10年がたっているとは思えない。
飲み頃はいつなのだろうか?
それにしてもこの3本、ヘビーだ。

今日のこのインポーターさんで一番気に入ったワインは
カリフォルニアの「ヘス」。
シャルドネもカベルネもこなれた感じで
バランス抜群!

タンニンで歯を真っ黒にしながら
次ぎの会場へ。

ここは「自然派ワイン」の試飲会。
ここの目的はただひとつ。

自然派ワインの重鎮「メゾン・ブリュレ」さんの
新着ワインを飲むことだ。

ブリュレさんといれば、あの「マダム・ルロワ」さんに
「ビオデナミ」を徹底的に指導された方なのです。

今回届いているワインは
「ソーヴィニヨン・ブラン種」100%の白ワイン。
1年間樽熟成させているため
フレッシュかつ、爽やかでありながら余韻も
しっかり。こりゃ、うまい!

(まだラベルも出来上がってない出来たてほやほや)

他にも糖度の高いソーヴィニヨン・ブラン種の
ため発酵が終わっても残糖があり、その糖分が
瓶の中で極、極、ガスを起こさせ絶妙な爽快感を
感じさせるレンジもありました。

さすが、ブリュレ!といった感じで2軒目完了!

ここで一度昼食タイム

昼食は一度以前から行きたいと思っていた
「越州」
ここは当店でも扱っている新潟の蔵元
「朝日酒造」さんが直営でやっている居酒屋だ。
店内の雰囲気やメニューなどを見ながら
名物の「越後そば」をいただく。
店長さんに挨拶もすませ、3軒目の試飲会場へ。

最後は同じ「自然派」でも「北部ローヌ地方」
そうです!「シラー種」オン・パレード

一番の楽しみは10年前に取り扱っていた
「エルミタージュ」の造り手
「ダール・エ・リボ」さんのワイン。

なにせこの方、某有名ワイン評論家さん達を
思いっきり毛嫌いしているもんですから
ワインの紹介本などには、ほとんど取り上げ
られない生産者なのです。

10年ぶりのリボさんのワインは、以前は
とっても荒々しく個性の強いシラーでしたが
ビオデナミに変えたせいか、スムーズに
入ってきます。05年ヴィンテージですが
今飲んで美味しい。見事な変貌振りです。
価格は10年前の倍近くしてて
「エルミタージュ」は1万円近いですが

「サン・ジョセフ」や

「クローズ・エルミタージュ」は

半値で素晴らしい出来でした。

いや~、ちぃかぁれまひたぁ。

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