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唖然呆然

11月中旬から年末にかねて、「奇跡のヴィンテージ」
と騒がれている2005年がリリースされます。
ブルゴーニュ、ボルドーとも「最高の出来!」という
「両横綱そろい踏み」は、前評判は非常に高く
楽しみにしていたのですが

この1年くらい前からの
「為替レートの悪化」や「原油高」、そしてなんと
いっても「中国をはじめとする富裕層のワイン需要の
拡大による蔵出し価格の上昇」が加わり
あれよ、あれよとい間にワインの価格が急上昇。

となれば、2005年の価格は?・・・と
気になっていたところ、取引のあるインポーターさんから
「ボルドー2005年」価格表が届きました。

一目見て、開いた口が閉じられない状態に
なってしましました。
ちなみ第1級シャトーですが

「ラフィット」  10万円
「ラトゥール」 11万5千円
「マルゴー」  11万円
「ムートン」   7万5千円

「シュヴァル・ブラン」 9万5千円

これちなみに僕の仕入れ価格です。

これでさらにマージンが加わったたら
いったいいくらになるの!?

どんな酒屋さんが仕入れるのでしょうか?
そしていったい、どんな方が買うのででしょうか?

過去「世紀のヴィンテージ」といわれた
2000年もリリースされた時、「高いなぁ」と
感じたけど、今考えれば「かなりの割安」
2005年のこの価格も
「数年後には割安だと感じることだろう」と
コメントしたワイン評論家の方もいらっしゃいますけど
もう常軌を逸した価格帯だ。
私の店のワインセラーから
「1級格付け」のワインが消える日も
そう遠くないだろうなぁ・・・

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