異常気象

この数日の天気予報で「雪の降らない記録を更新」
とか「梅が満開」というのを話題にしていた。
仕事をする上で雪が降らないのはありがたい話だが
この冬の高温はワインの世界にいたっては、必ずしも
ありがたい話とはいえないようだ。

例えばドイツワインの「アイスヴァイン」にいたっては
１２月から１月にかけて氷点下７度以下にならなければ
造れないようなのだが、今年は今のところ造るのが
厳しいとのこと。

また読売新聞の「ワインニュース」に掲載されていた
ボルドーのスーパー・シャトー
「シャトー・デストゥネル」のオーナー「プラッツ氏」に
の発言によると
「このまま異常気象が続くとなると、ボルドーでも
カリフォルニアのナパ・ヴァレーのような
灌漑設備が必要になってくるだろう」とのこと。

ボルドー、ブルゴーニュがニュー・ワールドのように
なってしまうのもそんな遠い先の話では
ないのかもしれませんねぇ。