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シャブリ

 恒例のワイン勉強会に大宮に出かけてきました。
 今日のテーマはずばり「シャブリ」

 ワインを売っている立場からすると、「何十年も
販売しているのに、飲む機会のないワイン」
「身近にあって遠い存在のワイン」という印象が
強いのです。

すべて「シャブリ」というのは初体験です。

最初は「シャブリといったら、まずこの人」
「ウィリアム・フェーブル」の
「ACシャブリ」「シャブリ・プルミエ」「シャブリ・グラン・
クリュ」を飲み比べました。

各テロワールの違いは繊細なニュアンスでしたが
「プルミエ」、「グラン・クリュ」の
「格の違い」は
はっきり特徴が出ていました。
普通の「シャブリ」というイメージからは
「プルミエ」クラスの方が馴染みやすい
味わいかもしれません。

後半はシャブリの熟成もの
1995年と1979年
これは目隠しされたら「シャブリ」と絶対
わからない味わい、複雑さ、余韻の長さでした。

単に熟成からくる物ではなく
生産者のスタイル、シャブリの求められている
時代の変遷などより今はこういうスタイルの
シャブリはほぼなくなりつつあるんでしょうか?

そして最後は私がどうしても加えて欲しいと
強くリクエストした
「ラブノー」です。
7年ほど前に来日した時に一度だけ飲んだことが
ありましたしたが、あの時は
ただただ強固に固くて閉じた印象したなかったので
もう一度飲んでみたかったのです。

あこがれの「ラブノー」は
艶やかで綺麗でいつまでも口に上品な酸と
密度の濃い味わいが残りました。
「ラブノー」のシャブリは
「最低10年の熟成」といわれますが
この99年も今飲んでも最高の味わいでした。
さらに熟成したらどんな味わいになるんでしょうか?
本当に奥の深いワインでした。

 ”

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